第26回日本毒性病理学会学術集会を、2010年2月3日(水)、4日(木)の2日間にわたり、石川県立音楽堂(金沢駅前)にて開催させていただくこととなりました。伝統ある本学会の学術集会を金沢の地で担当させていただくこと、大変光栄に存じます。当地、金沢での開催は本学会としては初めてであり、会員各位の多数のご参加を教室員一同心よりお待ち申し上げております。なお、2月2日(火)はスライドカンファレンス、毒性病理学専門家試験の試験問題解説などを予定しております。本学術集会が今後の毒性病理学の発展に少しでも寄与できるようにと願い、現在、本学術集会開催に向けて本学腫瘍病理学教室、事務局が鋭意準備を進めているところです。
今回の学術集会では、毒性病理―モデル動物によるがん・慢性疾患発症の理解とチャレンジをメインテーマといたしました。国立医薬品食品衛生研究所病理部部長 西川秋佳先生を委員長とした10名の先生方からなるプログラム委員会で検討していただき、特別講演を能美健彦先生(国立医薬品食品衛生研究所 変異遺伝部)に「遺伝子改変動物を用いる遺伝毒性試験の開発と評価」と題して、また山田泰広先生(京都大学・岐阜大学大学院医学系医学研究科)に「大腸多段階発がんにおけるエピジェネティック制御機構の役割」と題してご講演をいただきます。シンポジウムは「遺伝子改変動物を用いたがん研究の現状と未来」および「慢性疾患のモデル動物開発・病態解析へのチャレンジ」をテーマとして、それぞれ新進気鋭の若手5名の先生方にお願いすることといたしました。いずれもトピックであり、会員諸氏にとって今後の毒性病理研究に有用なお話をいただけるものと期待しております。
金沢市は加賀藩の時代からの歴史・伝統・文化を誇り、さらには食を誇る町でもあります。金沢市内には、兼六園、21世紀美術館、東茶屋街など多くの見所がございますし、少し足を延ばしていただくと九谷陶芸村もあります。能登半島も近くにあり、半島を旅し、名湯の湯につかり、リフレッシュされるのも一考かと存じます。
皆様方と金沢でお会いできることを教室員一同楽しみにしております。
第26回日本毒性病理学会学術集会 会長
田中 卓二